生感覚レンズとは？

CMや広告で目にすることがある、「生感覚レンズ」。みずみずしいイメージや、つけ心地の良いイメージが浮かびますよね。
実際、「何もつけていない感覚」であることから、生感覚と名付けられたそうです。

どんなレンズが該当する？

生感覚レンズをうたっているコンタクトレンズは、実はアルコンの商品「デイリーズトータルワン」だけ。アルコンのテクノロジーを活かした独自の特長により、生感覚レンズが誕生しました。
デイリーズトータルワンは、まるでレンズをつけていないかのような、自然な装用感の商品です。そのつけ心地の良さから、「生感覚」と表現されているようです。

生感覚レンズの特徴

では、生感覚を体験できる、デイリーズトータルワンの特長について確認していきましょう。

夜まで乾かずうるおいたっぷり

デイリーズトータルワンは、うるおいが夜まで保って乾燥を防いでくれます。「フォスファチジルコリン」という成分が、レンズに配合されているからです。

フォスファチジルコリンとは、体内でも生成される成分で、人の涙や細胞膜などに含まれています。レンズ内に配合されたフォスファチジルコリンは、必要に応じて涙と調和し、水分の蒸発を防ぐという効果を発揮。そのため、長時間つけてもうるおいを保ちます。

適度な柔らかさでつけやすい

デイリーズトータルワンは適度な柔らかさでつけやすい上に、目にすっと馴染むので扱いやすく設計されています。

コンタクトレンズは本来、含水率によって扱いやすさが変わります。含水率が高い商品は、装用時の違和感が少ない分、取り扱いづらいというデメリットがありました。逆に含水率が低い商品は、しっかりした形状で取り扱いやすい分、違和感を覚えることがあるという特徴があります。

そこでデイリーズトータルワンは、独自の「水分三層構造」により、柔らかさと扱いやすさを両立しました。レンズ表面の含水率が高いため柔らかく、レンズコア部分の含水率は低いので取り扱いやすいという、まさに良いとこ取りの商品です。

酸素をたくさん通して目に優しい

シリコーンハイドロゲル素材を採用しているので、酸素透過率にも優れた、目に優しいコンタクトレンズ。
角膜は、他の器官と同じように酸素を必要としますが、血管が通っていません。そのため、涙に含まれるわずかな酸素を利用しており、酸素不足になると充血や病気に繋がるおそれがあります。
酸素透過率が高いということは、角膜へ酸素をたっぷりと届けてくれるコンタクトレンズ、ということ。つまり、酸素透過率に優れたデイリーズトータルワンは、角膜の酸素不足による充血や病気を防いでくれる、目に優しい商品です。

デイリーズトータルワンは
どんな人にオススメ？

デイリーズトータルワンの特長を踏まえると、コンタクトレンズを使用した際の乾燥が気になる人にオススメ！長時間うるおいを保ってくれるので、ドライアイの方や目薬が手放せない方にもぴったりの商品です。

また、柔らかさと扱いやすさに優れていることから、従来のコンタクトレンズにストレスを感じている方にもおすすめ。柔らかすぎて装用しづらかったり、硬い素材でごろごろ感を感じたりする心配もありません。まさにワンランク上の、新しいコンタクトレンズだといえるでしょう。

生コンタクトレンズは取れない！？
正しい取り方は？

レンズ表面の水分量が多く目に馴染みやすいことから、デイリーズトータルワンを取り外しづらいと感じてしまう方もいるようです。無理に取ろうとすると余計に外れづらくなってしまうので、慌てずに対処しましょう。

正しい取り方のコツとしては、直接つまんで外すのではなく、まずコンタクトレンズを白目部分までずらしてください。白目と黒目の境目には少しだけ段差があるので、コンタクトレンズが浮き上がりやすくなります。コンタクトレンズを白目まで引き下げたら、人差し指と親指でしっかりとつまみましょう。