コンタクトレンズゴロゴロ…ずれる…

コンタクトレンズを使用していると目がゴロゴロする異物感を覚えた事があるのではないでしょうか?
異物感があるときは、目にゴミやまつ毛が入っている事が多いです。しかし、異物が見つからないのにゴロゴロする、目薬を差しても異物感が解消できないという事もあります。
異物感があるときは、痛みを伴う事も多く、早く解決をしたいですよね。

今回は、コンタクトレンズを使用中感じるゴロゴロ感が気になる人に向けて原因と考えられる病気、眼科へ相談するときどのように相談したら良いかをお教えします。

コンタクトレンズがゴロゴロする原因

装用中、ゴロゴロとする違和感があるときは次の原因が考えられます。

コンタクトレンズがずれる

コンタクトレンズがずれる

コンタクトレンズがずれて、目の中で正しい位置にないために、ゴロゴロとした違和感を覚えてしまう場合があります。

レンズがずれてしまう原因はいくつかありますが、裏表逆に装着している、合わないベースカーブのレンズを使用しているなどの原因が考えられます。

裏表逆に装着したり、ベースカーブが自分の目より大きかったりすると、目にきちんとフィットせず、レンズがずれやすくなります。

目の乾燥

目の乾燥

目の乾燥により異物感を感じる事があります。
コンタクトレンズの装用中は、角膜に蓋をしているような状態です。コンタクトレンズを長時間装用していると涙が十分に角膜に行きわたる事ができず乾燥をしてしまい、異物感を感じる事があります。

長時間の装用以外にパソコン作業などで目を酷使したり、乾燥した室内に長時間いる事で涙が蒸発したり、分泌量が減ったりして、乾燥を引き起こす事があります。目の乾燥が起きている状態でまばたきをしてしまうと、レンズとの間に摩擦が起こり、ゴロゴロとした違和感につながります。

ゴミなどの付着

ゴミなどの付着

異物感があるときは、実際にゴミなどが入り込んでいる事が多くあります。

「抜けたまつ毛が入っている」「砂やほこりが入ってしまった」など日々の生活の中で何かしらの異物が目に付着し、その異物が刺激となり痛みや異物感を引き起こしてしまいます。

異物が入ったとき、取り出そうと目を擦ってしまう人がいますが、擦る事で異物と角膜に摩擦が起き目を傷つけてしまう恐れがあるため、擦らないようにしましょう。

アイトラブル

アイトラブル

特に異物などが見られなくても異物感を感じるときは、「アレルギー」や「ウイルス」に感染している可能性があります。ゴロゴロとした異物感を解消しようと目をこするとさらに悪化し、ひどくなると白目がゼリーのようにふくらんで、目が開けにくくなったり、痛みを感じたりします。

異物感の他に目やにや充血などの症状が併発する場合、結膜が炎症を起こしている可能性が高いです。

また、細菌やカビなどが角膜に感染し炎症を起こすと「感染症」につながる恐れがあり、感染症もまた、目のゴロゴロとした違和感に繋がります。

コンタクトレンズが
ゴロゴロする・ずれるときの対処法

装用中異物感があるときは、次の対処を行いましょう。

正しいレンズを正しく装着する

ゴロゴロとした違和感の原因の一つであるずれを予防するためには、ベースカーブがぴったり合ったコンタクトレンズを装用することが大切です。

ベースカーブは月日が経つにつれて、変化することがあります。そのため、定期検診に行き、定期的に目に変化がないか確かめてください。

また、正しくレンズを装着することも大切なことです。レンズを目に入れる前に、レンズの裏表があっているか、傷や変形などがないかを確認してから使いましょう。

うるおいを与える

パソコンやスマートフォン、タブレットなどを使用しているときは、まばたきの回数が減って涙が蒸発しやすくなります。

定期的に休憩を挟み、遠くを見たり、目を閉じたりして目を休めましょう。また、涙で目全体がうるおうよう、まばたきの回数を意識的に増やし、乾燥を防ぎましょう。

また、エアコンなどによる部屋の乾燥にも気をつけ、目の乾きを感じたら目薬や人工涙液を使ってうるおいを与えるのもおすすめです。

よく洗う

レンズに汚れが付着している場合もあるので、洗浄液で丁寧にこすり洗いをします。汚れが落ちない場合や1dayの場合は、新しいコンタクトレンズに交換をしましょう。

また、まぶたやまつ毛など目の周りには花粉など異物が付きやすいです。付着した異物が目に入らないよう、目の周りはよく洗って清潔に保つようにしてください。

化粧をする人は、アイメイクによってマイボーム腺を詰まらせている可能性があります。マイボーム腺は、油分を分泌する事で涙が蒸発するのを防ぐ働きがあるので、マイボーム腺の上に化粧をしない事、化粧をした場合は、キレイに落とし詰まりを取り除く事を心がけましょう。

コンタクトレンズの使用期間を守る

使い捨てコンタクトレンズには、装用期間が「1day」「2week」「1month」と規定がありますが、期間を越えて使い続ける人がいます。

1dayは、2weekタイプに比べレンズの厚みは薄く、再度使用しようとこすり洗いをした事によって、目に見えない小さな傷をつける場合があります。レンズの傷が原因で細菌などの感染リスクが高まり、ゴロゴロとした違和感の原因になるので注意が必要です。

また、使用期間は、トータルで何日分使用ができるわけではなく、開封をしてから最大何日間使用可能という事です。使用した日数ではないので注意してください。

コンタクトレンズの
正しい使用方法を守る

日々のコンタクトレンズの手入れが不足していると、感染症の原因となります。

コンタクトレンズを洗浄する際、水道水を使用してはいけません。コンタクトレンズの洗浄液と水道水では、浸透圧が違うためレンズの変形につながる恐れもあります。また、水道水に含まれる塩素や金属イオンがレンズに影響を及ぼす可能性や、アカントアメーバという細菌が含まれている可能性もあります。

せっかく手入れをしていても、その方法が正しくなければ感染症につながる恐れがあります。コンタクトレンズを正しく使用する事で、防げるトラブルも多くあるため使用方法と手入れの方法は十分に注意をしましょう

初心者におすすめの
コンタクトレンズは?

感染症以外のゴロゴロとした異物感の原因は、乾燥と汚れの付着です。この2つは、コンタクトレンズの特徴をよく知る事で防ぐ事ができるので、コンタクトレンズ初心者の人は、レンズのタイプや特徴をよく調べてから選ぶ事をおすすめします。

例えば、水分の蒸発量が少なくレンズが多くの水分を必要としない「低含水レンズ」は乾燥に強く、ドライアイの人にもおすすめです。また、「非イオン性のコンタクトレンズ」は、マイナスイオンを帯びていないので、タンパク質汚れを引き寄せにくく、汚れにくいのが特徴です。

初心者におすすめのコンタクトレンズを見る

痛みや違和感がある場合は
無理せず眼科へ

装用中、異物感があり洗浄やレンズの取り換えで解決しない場合は、無理をせずかかりつけの眼科へ相談をしましょう。

痛みや異物感の感じ方は人それぞれなので、少しでも気になったら無理をせず相談をする事が重要です。使用しているコンタクトレンズが合わなければ、その他の製品を紹介してもらえる場合や、取り扱い方法について指導を受ける事もできます。

また、感染症だった場合、放置をした事が原因で悪化をし、別のトラブルを併発する恐れがあるため、目のトラブルを未然に防ぐためにも眼科へ定期検診に行き、目の様子を定期的に確認してもらってください。

コンタクトレンズを探す

人気のキーワード

レンズタイプで探す

メーカーで探す

ページトップへ

当サイトでは、お客様により適したサービスを提供するためクッキーを利用しています。クッキーの詳細については、プライバシーポリシーをご覧ください。

close